歯が痛い・しみる

虫歯が深い場合、しみるなどの自覚症状が現れます。早めの治療が重要です。ただ、虫歯でしみるようになった場合は既にかなり進行し、歯髄炎になってしまっている場合が多いです。治療は、虫歯部分を取り除き、詰め物をします。場合によっては、歯の神経を取ることもあります。

つめもの・かぶせものがとれた

かぶせものや詰め物は、長期間使用していると歯との間に隙間が出来てしまいます。その隙間に菌が入り込み、虫歯を進行させてしまいます。進行した結果、やがて詰め物が、取れてしまいます。詰め物、被せものには保険適用の素材と保険外(自費)の素材があり、相談しながら使用する素材を決めていきます。歯、詰め物に問題がなく接着剤の劣化で取れてしまった場合には、ふたたび接着が可能なこともあるので、取れたものは必ずお持ちいただくようお願いいたします。

歯をいれたい(入れ歯、インプラント)

歯を入れるには、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つの方法があります。入れ歯は、短期間で作成できます。ただ、粘り気のあるたべものや、硬いたべものは多少食べにくさがあります。ブリッジは、ほとんど自分の歯の様に使えます。ブリッジを固定するために、欠損した歯の隣の歯をストッパー用の歯にする必要があります。インプラントは、自分の歯のように使えます。インプラントは歯茎に埋め込むことが必要です。それぞれ良いところと悪いところが他にもあるので、よく相談しながら決めていきましょう。

歯ぐきから血が出る

歯周病では、歯のまわりの組織が菌に感染し、歯ぐきが腫れて出血します。悪化すると歯が抜けてしまう病気です。日本人が歯を失う原因として、一番多いものです。初期の症状は自覚症状がほとんどなく気づかないうちに進行している場合も多いです。日本人成人の約8割が歯周病といわれています。以下のリストに、1つでも当てはまる場合は歯周病の可能性があります。

・歯肉がときどき赤く腫れる
・歯肉がむずむずする
・歯が浮いた感じがする
・冷たいものがしみる
・歯を磨くと歯肉から出血する
・下の前歯の裏側に歯石がついている
・朝起きた時、口の中がねばねばする
・歯肉を押すと血や膿がでる
・口臭を指摘された・自分で感じる
・サ行の発音がしにくい
・歯と歯の間に食べものがはさまりやすい
・歯を触るとぐらぐらする
・歯肉が下がり、歯が長くなった感じがする
・以前と歯並びが変わったような気がする

歯石をとりたい

日々の歯磨きで取りきれていない汚れがあります。健康で美しい歯を維持するためには、定期的に歯石をとることをお勧めします。歯石除去を実施することで、歯垢、歯石、細菌のかたまりを取り除くことができ、歯周病を防ぐことができます。

歯を白くしたい

まず、目標となる歯の白さを相談します。当院でマウスピースを作成後、自宅にて薬剤とマウスピースを夜間に着用します。ホワイトニングの効果は永久的ではなく、日常的に着色されていいきます。そのため、白さを持続するために定期的なメンテナンスをお勧めします。

定期健診・マタニティ歯科

・定期健診
定期健診では、以下のことを実施します。①むし歯のチェック②歯ぐきのチェック③ブラッシング指導④歯垢を取る⑤歯石を取る⑥歯科相談⑦お口の中の粘膜の病気チェック
これらの定期健診をしっかり行うことで、虫歯・歯周病にならない歯科をめざしています。

・マタニティー歯科
特に妊婦さんは、定期健診が重要です。妊娠中はつわりなどの体調変化で丁寧な歯磨きが難しく、ホルモンのバランスや食生活も変化するため、歯周病や虫歯が進行しやすい時期です。
妊婦さんが歯周病の場合、細菌が持つ毒素やプロスタグランジン、炎症性サイトカインといった炎症性物質が、血液に移行して子宮を収縮させてしまうことがわかっています。そのため、早産や低体重出産児を引き起こすと言われています。
必要があれば、安定期に歯科治療を行いましょう。後期になると治療が難しくなる場合もあるので早めの受診をお勧めします。お口の中のを清潔に保つため、妊娠中も日常の口腔ケアに加えて定期健診をして、リスクを減らしましょう。武蔵野市の妊婦健診を受けて入れます。電話にてご予約ください。

その他

・小児歯科
当院は、お子様大歓迎です。初めてのお子様は、まず椅子に座って口を開ける練習からやっていきます。
生えたての歯は未完成で虫歯になりやすいです。小さいうちから歯磨きが楽しく出来るようにしてあげると、大人になっても自分の歯で食べられる幸せをプレゼントしてあげることができます。歯を強くするフッ素塗布や歯の溝を埋めて虫歯になりにくくする処置も行なっております。
虫歯にならない歯を作ってあげるには食事の習慣も大切です。親御さんも一緒にお口の健康をサポートしていきましょう。
是非、虫歯になる前に(歯科医院が怖いところだと思う前に)楽しい歯ブラシ習慣を身につけてみませんか。

・歯科矯正
歯並びの悪いお子さんが増えています。当院では小児矯正を行っておりますが、複雑なケースでは矯正専門医への紹介も行います。

・お口まわりのトラブル
顎関節症、いびき、歯ぎしり、睡眠時無呼吸症候群等の症状では、歯科医院での処置で改善できる場合があります。重症になると手術が必要となったり、顎が痛んだり、口があけずらいなど、日常生活に支障をきたすほどの症状に苦しむこともあります。ご気軽にご相談ください。